広告宣伝における継続性
 
 
 
情報は、繰り返し浴びていると確信に変わってくる
広告宣伝は、頻繁に消費者の目に触れることで安心と信頼性を高めます
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広告宣伝は、頻繁に消費者の目に触れることで安心と信頼性を高めます
   
広告宣伝の継続が重要であることはすでに知られていることです。

毎週欠かさず新聞に折り込まれるスーパーのチラシがその第一例。
そして毎日テレビで頻繁に流される同じ会社、同じ商品のコマーシャル。

広告宣伝が繰り返し流されることは、確定的に効果が認められているからです。
そしてその効果を確実に高めているのが私たちの精神構造に要因があります。

消費者が確実に受け入れてくれる確証が存在するから広告宣伝の継続があるのです。

人間の精神構造はある意味単純で、頻繁に意識することで安心感を抱いてしまうのです。
安心は信頼になり、その会社の商品がすべて安心できるものとして認知していきます。


人間は、「会えば会うほど好きになる!」という精神構造を持っています。
頻繁に会っていると何となく知り合いに感じ、以前から身近な存在であったような気になってきます。

そして、身近な存在がさらに恋愛感情に発展していきます。
頻繁に相手を視界に入れていることで安心し、信頼性を高めているのです。

このように、頻繁に消費者の目に触れる広告宣伝は、安心感と信頼性を高める効果があります。

車輛を使用する会社では、車輛に社名やポップ、キャラクターなどを描いて街中を走っています。
この車輛の台数に比例して、知名度を高め、安心感を高めます。

ただ、会社名だけを小さく描いただけですと、見る人の印象に残りませんから継続性の効果は発揮されません。

広告宣伝は、私たちが思っている以上に継続性が必要だということです。
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情報は、繰り返し浴びていると確信に変わってくる
   
私たちは、同じ情報を繰り返し浴びていることで確信に変わってくることを頻繁に経験しています。

そのひとつが常識の変化です。

高齢者の常識と若者の常識が違っていることは当然のことで、社会の常識がどんどん変わってきています。
若者は、高齢者とは異なった情報を継続的に浴びているからです。


また「間違ったことでも100回言えば、それが常識になる!」と言う言葉があります。
これは、お隣の国でよく聞く言葉です。

何回も同じ情報を浴びていると脳ミソが否定や抵抗をしなくなり、
「もしかしたら、そちらのほうが正しいのかも・・・?」と考えてしまうようになります。

そして人間は仲間外れになることに恐怖を覚えますから、新たな常識を受け入れるスピードを速めていきます。
皆と一緒に手をつないで歩くことに安心する習性があるからです。

「頻繁に浴びている情報は、正しい!」
そのように思わせてしまう現象は、いろいろな分野で活用、或いは利用されています。

同じ情報を頻繁に浴びることは、私たちの思考を鈍らせてしまうことがあるのです。
政治や消費社会では多用されています。

特定の国や地域、特定の人を悪者してしまう悪意的な情報もあります。
独裁政治では、特にこの現象を熱烈に利用しています。

消費社会においては、お得になる情報を消費者に徹底的に浴びせます。
消費者にとって有利な情報は小声で、或いは小さな活字で長々と説明します。

すると、消費者には、頻繁に浴びせられたお得な情報のみが脳ミソに残ります。
結果、企業側に有利な情報として確立します。

「今なら、半額!」
期間限定と半額が脳ミソに焼き付きます。

ところが「今なら、半額!」には条件があります。
しかし、その条件は、「今なら、半額!」の強烈なお得に埋没してしまいます。

このように、広告宣伝の継続性による効果は確実にあります。
そして、悪用もできます。

広告宣伝の発信者の資質や人間性、モラルが重要になります。
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